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モノスキーとエアロビクス

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いい記事見つけた。納得です。 - まるたけ (男性)

2012/02/19 (Sun) 21:39:38

いい記事なので、とあるプログをコピーしまった。

夕張にはマウントレースイスキー場がある。
十数年前、私が基礎スキーに熱中しはじめた頃、マウントレースイスキー場で受けた指導は今でも忘れられない。
当時、所属していたスキー学校から派遣され、二泊三日で修学旅行生の指導に行った。
日中は、雪を見るのも初体験の高校生達にスキーを指導。
そして夜は、マウントレースイの講師による研修会が開かれた。
マウントレースイスキースクールは、S.I.A(日本スキー教師協会）のトップデモンストレーターが常時、複数人在籍している、名門スキースクール。
その頃｢スキーナウ｣などのＴＶに出演していた中澤俊也デモ(現マウントレースイスキー学校代表）や金子忠央デモがいた。
確か、金子デモが、ずれのないスキー操作を｢かみそりターン」と称して推奨していたと思う。
夜の研修会では、ベテランという雰囲気の女性インストラクターから、金子デモの表現する｢かみそりターン」をベースにした指導を受けた。
ちょっと専門的な話になるが、スキー経験のある方ならご存知とおもう、１０年位前からスキーの形状は激変。
カービングスキー（Carve＝削る）と言う、しゃもじを長くしたような、サイドカーブの大きいスキーが出現してから、カービングターンという、「オープンスタンス（両足の間隔を腰の幅と同じぐらいに置く）またはワイドスタンス（腰幅以上の間隔）」で、「左右同時操作」、「ずれの無いターンを理想とする」技術が主流となった。
が、当時は「クローズスタンス（脚の感覚を腰の幅より狭く、またはぴったりくっつける）」、「ずれを調節しながら」、「左右交互操作(踏み換え）」のターン技術が当たり前だった頃。
今で言う、ノーマルスキーしかない時代に、「オープンまたはワイドスタンス」で「内脚のひざの返しを意識」して「左右同時操作」する「かみそりターン＝カービングターン」の指導は、まさに「眼から鱗の落ちる」思いだった。
たった二晩の研修会で、私のスキーのイメージが変わった。
それが不幸の始まりだったのかもしれない。
高レベルのスキーヤーがそういう斬新なイメージを持つのは、更なるレベルアップとなる。
しかし、未だヘタクソな、駆け出しのスキーヤーが、そういう高等技術のイメージを持つのは、基礎力を身につけるのにかえって妨げになってしまった。
その後、所属学校が変わってから、私の中に頑固に残っているイメージが先輩達からの注意の的になった。（その当時の話はこちらで）
常に｢ローテーション」｢外向傾が足りない」[がに股」と注意され続け、私も頑張ったつもりだが一向に治らない。
もっと屈強な身体で、いわゆる「上手さ」があったなら良かったんだろうけど。
結局、上達できないまま、２年後そのスキー学校をやめた。
学校を辞めてから３年後、インストラクター資格を更新するための研修会を受講した。
研修会のテーマは、新しくなったばかりのメソッドにのっとって「カービングスキー」。
激変したスキーの形状とメソッドに、皆が混乱していた。
参加者の使ってるスキーも、ノーマルとカービングが半々。
私もノーマルスキーで参加していた。
そして、みんなで、「頭の中を空っぽにする努力」。
そうでもしなければ、激変してしまった道具と技術が受け入れられない感じだった。
午前、午後とあった講習会の終わりに、私は講師と他の参加者から絶賛された。
「ノーマルスキーでそこまでカービング要素を表現できるなんて。」
（上手いって意味で言われたのではないのですよ・・・(;^_^A　念のため）
ノーマルスキーだってサイドカーブがゼロではないから可能だった。
何のことは無い、かつてマウントレースイで持ったイメージのまま滑っただけ。
体育学部の先生だという講師の方が「あなたにぜひ、カービングスキーを体験して欲しい」と、後日、最新鋭のカービングスキーを貸してくださった。
そのスキーで滑ったときのことも、忘れられない。
グサグサ雪の春のニセコに一泊２日で行った。
一日目は、雪を咬みまくって、クルクルと切りあがるスキーの動きに身体が振り回されっぱなし。
二日目にやっと慣れた。
一緒に滑っていたベテランスキーヤーから「いままで一番楽しいでしょ」と言われる滑りが出来た。
ずれが無いから、春の重たいざくざく雪が全く苦にならない。
スキーの進化を、身をもって知った体験だった。
スキーヤーとして、マウントレースイから受けた影響はとても大きい。

ＴＶニュースで、夕張の施設受託申請の様子が映されていた。
当時、スキー学校長だった藤原秀昭氏（現スキー学校顧問）がカメラに向かって語っていた。
修学旅行の指導が終わった最終日、マウントレーススキー場で当時もっとも急な斜面で。
「そろそろオープンできる量の雪が積もったが、急すぎて圧雪車が入れない。皆さんで踏んでください」と、まだ立ち入り禁止の斜面に派遣インストラクター達が連れて行かれた。
「怪我して帰りたくないから」とほとんどの者が滑ろうとはせず、ただただスキーで圧雪した。
何人かが滑ってみようとチャレンジしたが、皆、玉砕。
数ターンでひっくり返り、転がり落ちていった(40度を越える傾斜では、一度転ぶとそう簡単には止まらない・・・）。
そんな中を、藤原氏が軽やかに、飛び跳ねるように滑っていった。
「ひゃっほ～う♪」と声を残して・・・。
今でもまぶたに焼き付いている光景。
その藤原氏のスーツ姿を見て、決めた。
今年のスキー旅行はマウントレースイでレッスン

Re: いい記事見つけた。納得です。 - まるたけ (男性)

2012/02/19 (Sun) 21:49:12

まさしくこの記事の通りでノーマルスキー時代に
カービングを目指していたスクールだった。
モノスキーなら滑走のシュプールは、エッジの線に
切り替え時の点のみでまた、エッジの線で滑るのを
目指せと一般人のモノスキーヤーにも言っていた。
ズラスなと言う事だ。モノスキーの先生は、腰骨を先行
してターンに入れと言うし、ボーダーの先生は、頭から
突っ込むと自然と足が遠回りから付いてくるとも言われるが
体と頭が一致しないまま何年も続いたが、カービング
スキーの本などを読んで解り体が次第に付いて来た

長野オリンピックの翌月トカクシのモノスキー大会の
フリースタイル滑走でストックを付かないモノスキー
カービング大回り(当時の)からウエーデルンへの切り
替えを滑って曽根原さんから有難いお言葉をいただいた
のがうれしかった。

Re: いい記事見つけた。納得です。 - まるたけ (男性)

2012/02/19 (Sun) 22:00:21

当時、スクール校長からレースイホテル支配人になった
藤原さん外国のスキー雑誌を見てレースイのゲレンデも
クリスマスにサンタクロースだらけにする話や、今は、
言えないが、来年グルグル滑る場所作るなど、一般人の
私達夫婦に話していた、あの目の輝きが、今も脳裏に
残ってます。サンタの衣装でリフト代無料やスパイラル
コースで実現させてます。今も何処かで元気に活躍している
事を望んでおります。